ちょっと待った!ビキャクイーン(BIKYAQUEEN)には様々な欠点が!?徹底解剖!
倖田來未さんのプロデュースで話題の着圧ソックス、「ビキャクイーン」。
既に購入して効果を感じている人も多いと思います。
その反面、「ビキャクイーン」を含めた着圧ソックスには、リスクもあると言われています。
一体、どのようなリスクがあるのか、そのリスクを防ぐにはどうすればいいのか。
今回はこれらについて調べてみました。
そもそも着圧ソックスの仕組みはどうなっているの?
着圧ソックスとは、「適度な圧力をかけて血液の循環を促進」するソックスです。
血流の循環が促進されると、下肢静脈瘤や深部静脈血栓、リンパ浮腫の予防になるため、長い間医療目的で使用されていました。
血流が良くなるため、むくみの解消にも効果があると考えられており、それがダイエットになることから、美脚を目指す女性の間で一般用として使用されるようになりました。
むくみの原因とは?
冷え症や立ち仕事、出産等、女性の脚がむくむ原因はいくつかあります。
しかし、元をたどると、根底には脚の筋肉の衰えがあります。
脚にある筋肉がポンプの役割を果たすことで、血液がスムーズに流れるのですが、加齢、冷え、疲労、出産などで脚の筋肉のポンプ機能が衰えてくると、むくむようになります。
着圧ソックスで血行促進できる
血行が悪くなるとことでむくみが発生する。
それには脚の筋肉のポンプ機能が影響していることは分かりました。
そこで、このポンプ機能を手助けするために作られたのが着圧ソックスです。
脚に適度な圧力を加えることでポンプをより強く動かし、血行を良くし、流れにくい余分な水分や老廃物を押し出してくれるのです。
これらの効果を発揮するには、足首から上に行くに従って徐々に圧力を緩めるようにすることが重要で、一般的な着圧ソックスは足首部分が最も圧力が強くなるように作られています。
圧力の強い方から弱い方へ押し出されていく。
これは理屈で考えれば当たり前のことですよね。
着圧ソックスの一般的な圧力は?
では、どれくらいの圧力で効果が出るのかというと、医療用なら足首部分の圧力が40 hPaくらい、一般用なら足首20〜30 hPa(ヘクトパスカル)、ふくらはぎが10〜20hPa、太ももは5〜15hPaくらいの圧力が必要になるそうです。
ということは、「40 hPaくらいまでは使い方を間違えなければ問題ない」、ということになりますね。
この40 hPaという数字、覚えておいた方が良さそうです。
また、圧力が弱すぎても、効果がないようです。
▽ビキャクイーンのまとめ記事の確認はここから▽
着圧ソックスに見られるデメリット
脚に圧力をかけることで血行を良くする着圧ソックスですが、実際にどんなリスクがあるのでしょうか?
血行障害になる可能性がある
一番多く言われているのが、あらゆる血行障害の可能性です。
過剰な圧力を加えることによって血行が妨げられ、その結果、動脈閉塞などの症状を引き起こす可能性があると言われています。
特に、寝ている間は血行が緩やかになるため、この時に着圧ソックスを使用すると、動脈閉塞以外の様々な血行障害を引き起こす原因になる場合があるそうです。
こうした症状が出るのは、履いている着圧ソックスの圧力が強すぎた場合が多いのだとか。
そもそも、血流は脚にある筋肉がポンプの役割を果たすから、スムーズに行われます。
着圧ソックスは脚に圧力を加えてこのポンプ機能を促し、溜まっている老廃物を流し出すことに特徴があるのですが、その圧力が強すぎると、ポンプ部分の脚と体が寸断されてしまいます。
すると、体部分はポンプが無くなり、血行が悪くなるのです。
圧力が強い方がより大きなポンプ機能を生むのですが、強すぎるのはよくないようですね。
血行障害以外のリスクもある?!
圧力の問題以外にも、着圧ソックスによるリスクはあります。
まずは肌のかぶれ。
着圧ソックスは肌との密着度が高いため、長時間続けて使用すると汗などでムレてしまい、肌がかぶれる可能性があります。
また、足のむくみが取れた代わりに、顔がむくんだという報告例もあるようです。
特に就寝中に着圧ソックスを履いていた人に多いようですね。
同じく就寝中に着圧ソックスを履いていた人には、「体温調整ができない」、「動脈硬化・糖尿病などの一部の病気が悪化した」等の例もあるようです。
その他、つま先を包むように圧力をかけるタイプのものを履くと、巻き爪の原因になるとも言われています。
着圧ソックスを履くときに足の爪が伸びていると、着圧ソックス自体を傷つけるしまう可能性もあるので、爪は短くしておいた方がよいですね。
「ビキャクイーン」のメリットとデメリットは?
ここまでは着圧ソックス全般について見てきましたが、「ビキャクイーン」についてはどうなのでしょうか?
「ビキャクイーン」のメリット
充分な圧力でむくみ防止
「ビキャクイーン」の圧力はふくらはぎ上部が20hPa、ふくらはぎ中部が25hPa、足首が30hPaとなっています。
類似製品の約1.5~2倍の圧力があり、一般用としては最高クラスの圧力です。
着圧ソックスの基本である、足の一番下の部分から上に行くにいたがって圧力が弱くなっていく、という点もちゃんと踏まえているので、下に溜まった老廃物を押し流し、むくみを防止してくれます。
光電子繊維で足元を保温
「ビキャクイーン」には光電子繊維が使われています。
この繊維、人の体温を吸収し、遠赤外線を効果的に発生させることができるのです。
そのため、通常の繊維よりも保温効果が高くなります。
冷え症で悩んでいる女性は多いと思いますが、「ビキャクイーン」は血行促進と保温のW効果で冷え症を改善してくれそうですね。
少なくとも、普通の靴下よりもはるかに暖かそうです。
足のムレとニオイを防ぐ
「ビキャクイーン」の足先とかかと部分には、東レ社の「セオ・α(アルファ)」という特殊な糸が使用されています。
この「セオ・α」は通常の糸よりも隙間が多くなっているので、かいた汗を吸収し、外に逃がしてくれます。
また、裏糸には防臭・抗菌加工が施されているので、汗をかいた後の嫌なニオイをしっかりとブロックしてくれます。
一日中靴を履いて帰宅した時、ストッキングや靴下がムレていて臭うことがありますよね。
自宅ならまだ良いのですが、訪問先や飲食店で靴を脱ぐ時は本当に気になるものです。
そういったムレやニオイの悩みが「ビキャクイーン」によって改善されます。
「ビキャクイーン」のデメリット
「ビキャクイーン」にはむくみ防止以外にも、保温やムレ・ニオイの防止といった機能が加えられており、女性にはメリットが沢山あります。
しかし、「ビキャクイーン」も着圧ソックスなので、やはり前述のようなデメリット・リスクも存在するようです。
公式サイトの説明では、長時間でも問題ないとされていますが、やはり使い過ぎによってお肌のトラブルの原因になることもあるようです。
まれに肌が赤くなったり、かぶれや発疹などの炎症が起こるようですね。
その他、閉塞性動脈硬化症、バージャー病、糖尿病等の持病がある人は、医師に相談してから使用した方が良いでしょう。
医療用ほどの圧力はありませんが、それでもサイズは引き方が間違っていると、過度の圧力になってしますことがあるようです。
「ビキャクイーン」を履いてデメリットがあった人の口コミ
使い方が良くないのか、「ビキャクイーン」を使用して問題を感じた人も少人数ながらいるようです。
そういった口コミを集めてみました。
サイズが合っていなかったのか?
(女性 22歳 学生)
「脚のむくみをとりたくてビキャクイーンを買いました。
学校に行くときに履いていますが、とにかく圧力が凄いので、授業中に脚が痺れたような感じになってきます。
何時間も履いていると、我慢出来なくなってくるので、学校に履いていくのは辞めました。
『サイズが合っていなかったのかな?』と思いました」
脚が痺れたとのことですが、これは明らかに「ビキャクイーン」のサイズが合っていないですね。
「ビキャクイーン」にはS‐MとM-Lの2サイズがありますが、恐らくS-Mの方を購入したのでしょう。
サイズが小さいと圧力を強く感じて、いかにも効果がありそうな気がしますが、実際には逆効果です。
以下に適合サイズをかいておきましたので、無理をせず、自分にあったサイズを選んでくださいね。
「S-Mサイズ」
足のサイズ22~24cm
足首周り 18~23㎝
ふくらはぎ周り 30~38㎝
「M-Lサイズ」
足のサイズ23~25cm
足首周り 21~25㎝
ふくらはぎ周り 34~42㎝
履きっぱなしだったせいかかぶれました
(女性 35歳 販売員)
「立ち仕事なので、どうしても夕方になってくると脚がむくみます。
ビキャクイーンはむくみを防止すると聞いたので、仕事中に1ヶ月間履いていましたが、一番上の辺りが擦れてしまったのか、赤くなってかぶれました。
繊維が当たると痛いので、今はもう履いていません」
やはり履きっぱなしは良くないようですね。
肌質にもよるのでしょうか、かぶれなどのリスクを抑えるには、こまめに着脱を繰り返した方が良いでしょう。
また、「ビキャクイーン」を履いた状態で立ち仕事等をする時は、脚をブラブラさせてみたり、屈伸運動をしてみたりと、適度な運動をした方が良いようです。
特に履き始めたばかりの時は体が慣れていないので、こまめに運動することをオススメします。
寝る時は脱いだ方がいい?
(女性 34歳 主婦)
「私は昔から冷え症で、なかなかぐっすり眠れません。
ビキャクイーンは保温効果が高いと聞いたので、夜寝る時の履いていました。
確かに足元は温かくなりました。
ただ、広告にうたわれているような美脚効果は感じませんでした。
やはり運動しないと美脚は手に入らないのでしょうか?」
「ビキャクイーン」にいくら保温効果があるとはいえ、就寝中に履くのは良くありません。
公式ホームページでも、やっていはいけない使い方の一つとして表記されています。
「ビキャクイーン」は就寝中に使用することを目的として作られてはおらず、また、長時間同じ姿勢で使用することになるので、様々な血流障害が起こる可能性があるとされています。
寝る時は必ず脱いでくださいね。
「ビキャクイーン」の使い方と注意点
「ビキャクイーン」にはメリットとデメリットがあります。
それでは、メリットだけを感じて使用するには、どうすれば良いのでしょうか?
それを以下の注意点にまとめてみました。
履く時の注意点
「ビキャクイーン」も含めた着圧ソックスは「かかとの位置を正しく合わせること」がとても重要です。
なぜなら、かかとの位置から計算して、的確な加圧箇所がくるように設計されているからです。
逆に言えば、かかとの位置がズレていると、間違った箇所に圧力が加えられてしまし、様々なトラブルの原因となってしまします。
そこで正しい「ビキャクイーン」の履き方をご紹介します。
- たぐりよせて、つま先から少しずつ引き上げます。
- 足首まで引き上げたら、かかとの位置を合わせます。
- 両手を使い、少しずつ均等に引き上げます。
- しわをつくらないように、少しずつ均等にひざ下まで引き上げます
- この時、爪を立てず、少しずつ引き上げるようにします。
もちろん、自分にあったサイズを選ぶことも重要です。
前述したように、「ビキャクイーン」には二種類のサイズがあるので、ジャストサイズな方を購入してください。
使用中の注意点
次は、使用中の注意点です。
パッケージには以下のような注意書きがあります。
- 他の着圧の高い商品との重ね履きや、折り返しての着用はお避け下さい。
- 使用感には個人差があります。サイズがあった商品を着用し、締め付けが強いと感じる場合は、適度な着脱を繰り返してください。
- 就寝中など長時間の着用はお避け下さい。
- 本品は医療機器ではございません。治療目的では使用しないでください。
- 病中・病後の着用はお避けください。
- 妊娠中や体調不良時の着用はお避けください。
- 着用して皮膚に炎症や湿疹等の異常を感じた場合は、直ちに着用を中止し、医師に相談してください。
この注意書きを読むと、長時間の連続使用と病中、病後、妊娠中の方は避けた方が良いようですね。
「ビキャクイーン」は医療用品ではないので、長時間の連続使用には向かないようです。
早く効果を出したい気持ちは分かりますが、適度な使用時間を守ってくださいね。
その他、サイズや履き方(重ね履きや折り返しをしない)、就寝中の使用禁止等、これまでに挙げてきた注意すべき点が一通り書いてあります。
当たり前のことですが、ダメだと言われている使い方をしてしまっては、リスクが高まります。
これはどんな製品でも同じですね。
正しい使い方をした方が効果も大きいので、しっかりと読んで、安全に使ってください。
▽ビキャクイーンの手入れついてはこちらから▽
私が実践していたオススメの履き方
「ビキャクイーン」は女性の悩みであるむくみ、冷え、ムレ、ニオイに効果があります。
しかし、その使い方を間違えると、かぶれや血行障害の原因となる可能性がありあす。
そこで、私が実践していたオススメの履き方をご紹介します。
かかとから合わせて履く
「ビキャクイーン」の履き方は前述の通りです。
注意するのはかかとの部分です。
ここをしっかりと合わせ、位置がズレないように履いていきます。
また、「ビキャクイーン」を履いた状態で運動したり歩いたりすると、少しずつかかとの位置がズレてきます。
なので、お手洗いに行った際などにこまめにかかとの位置をチェックします。
面倒かもしれませんが、この位置調整をしないと効果が薄れたり、逆効果になったりしますので、ズレを放置してはいけません。
着脱は2時間交代で。よく動く時間帯も効果的
立ち仕事が続いたり、座りっぱなしの日は、長時間の使用を避けます。
- まずは2時間履く。
- その後脱いで2時間あける。
- また2時間履く。
という具合に2時間ごとに履く・脱ぐを繰り返していました。
2時間間隔にしておけば、そのタイミングに合わせて休憩したり、トイレに行ったりしたりできるので、その時に脱いだり履いたりできます。
また、どうしても着脱ができない時は、その場で屈伸したり、脚をバタバタさせたりして、動かすことを心がけます。
もう一つの効果的な使用方法は、「良く動く時間帯に集中してはく」というものです。
じっとしている時よりも、良く動く時に履いた方が「ビキャクイーン」は効果が高いことが分かっています。
そのため、一日の行動予定の中で、良く動く時間帯を狙って履くようにすることで、短い時間で効果を出すことができます。
根気よく毎日履くことが大事
私がそうでしたが、むくみやすい人はこれまでのむくみが蓄積しているケースが多いです。
蓄積してしまったむくみのせいで脚が太くなってしまったという女性は多いはずですが、これは1日だけ「ビキャクイーン」を履いただけでは解消されません。
日々のむくみを防ぎつつ、少しずつ蓄積されたむくみも解消していきましょう。
私の場合は2ヶ月かけてそれまで蓄積されていたむくみをとりました。
数日だけ履いて「効果がなかった」と文句をいう人がいますが、「ビキャクイーン」の仕組み上、蓄積されたむくみは数日ではとれません。
根気よく履き続けてください。
禁止されている状況では使用しない。
前述の注意点にて、就寝中や病中・病後の使用は避けるように記載しました。
「ビキャクイーン」は毎日続けた方が効果的ですが、ダメだと書かれている状況では絶対に使用しないようにしましょう。
効果がないばかりか、様々なトラブルの原因になる可能性があります。
▽ビキャクイーンの脚やせ効果についてはこちらから▽
正しく使用すれば、「ビキャクイーン」は問題ない!!
「ビキャクイーン」は一般用着圧ソックスの中でも最高レベルの圧力があり、むくみ防止・解消による脚痩せ効果だけでなく、保温効果やムレ・ニオイ防止の効果まであります。
医療用ほど圧力は高くないので、本来ならば安全に使用できるのですが、就寝中や病中・病後、長時間座りっぱなし等の時に使用すると、血行が悪くなり、静脈閉塞などのトラブルの原因になることがあります。
また、自分の脚にあっていないほど小さいサイズを履いていると、それだけで血行障害になる場合もあります。
こうしたトラブルになることがないように、使用方法をしっかりと理解し、正しく使うようにしてください。
元々が医療用だけに、正しく使えば効果があると思いますよ。

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